2007-04-12 第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
○政府参考人(中村秀一君) 今委員が十数回ある打合会の中の一つ、一、二回のことを言及されましたが、私どもも記録を全部読んでみますと、最初の昭和三十二年六月三日の会では、神社側がこれまでの合祀基準、それから合祀されていない人などについて説明をしております。 その二回目の会合では、従来、これは戦前からの合祀基準の範囲内にある人でまだ五十万人の方が合祀になっていない。
○政府参考人(中村秀一君) 今委員が十数回ある打合会の中の一つ、一、二回のことを言及されましたが、私どもも記録を全部読んでみますと、最初の昭和三十二年六月三日の会では、神社側がこれまでの合祀基準、それから合祀されていない人などについて説明をしております。 その二回目の会合では、従来、これは戦前からの合祀基準の範囲内にある人でまだ五十万人の方が合祀になっていない。
資料集を見ますと、旧厚生省の援護局が靖国神社との間で合祀基準に関する打合会など頻繁に開いて協議を重ねたという記録が収載されています。こうした打合会、例えば一九五八年四月九日の第四回合祀基準に関する打合会とか、同年九月十二日の第七回打合会、こういったものが資料が載っているんですが、そもそもこういう会合が開かれたということは事実はあるんですか。
それと、例えば同じ資料の中に、例えば五八年四月九日、合祀基準に関する打合会、旧厚生省援護局職員四名、神社側五名などが出席、BC級戦犯に触れ、厚生省の担当者が、個別審議して差し支えない程度で、目立たないよう合祀に入れては如何、研究してほしいと提案、神社側は総代会に相談してみる、その上で打合会を開きたいと応じている。つまり、資料で出てきているのは、厚労省が主導しているんですよ。
祭神や合祀基準などの事情を、靖国神社を代表して神野藤禰宜が昨年二月十六日に盛岡地方裁判所に来て、法廷において答弁をしている。禰宜というのは何だといったら、神職であって、靖国神社では宮司がトップ、権宮司が二番目、その三番目の地位にいる靖国神社の最高首脳部の一人だ。 それに対して盛岡裁判所で、「旧靖国神社と現在の靖国神社というのは何が連続をし、何が断絶をしているのか。」
○山崎昇君 実は、私、先日、靖国神社の合祀基準の変遷と合祀手続についてというものを伺いました。私の手元に印刷されたものが回答として参りました。これが戦前と戦後と分かれているわけでありますが、戦前は各陸海軍省で個別の審査をしてそして大臣から上奏といいますから宮内庁を通じて天皇にその名簿が出されて、そして天皇が裁可をして、官報で発表されて合祀というものが決まっておったと説明されています。
具体的な合祀基準につきましては、さきに国立国会図書館調査立法考査局から、昭和五十一年五月の日付で靖国神社問題資料集というものが出ておりまして、この三ページ以下に基準と手続というものが載っておるわけでございます。で、合祀対象としては軍人、軍属、それから準軍属及びその他というふうに分かれて、かなり詳しく基準が記載されてございます。
○実本政府委員 靖国神社の合祀につきましては靖国神社自体がこれをきめるわけでございますが、合祀基準につきましては、やはり遺族の希望があっての上での合祀の基準であろうと考えます。
非常にめんどうな問題だと思うので、そこで私は、さっきの靖国神社の合祀基準をお尋ねしたわけです。いろいろなケース、ケースによっては、親から見たり遺族から見たり、いろいろしますと、何ら区別がないじゃないかというしろうと考えがたくさんあるわけです。